第42回数理の翼夏季セミナー

第42回数理の翼夏季セミナー

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お知らせ

2022-06-17
  • メールにて参加者決定通知を送信しました。結果のメールが届いていない方はwing42@npo-tsubasa.jpまでご連絡ください。沢山のご応募ありがとうございました。
  • 2022-06-02
  • 泉先生の講師情報を追加しました。
  • 2022-05-29
  • 応募を締め切りました。沢山のご応募ありがとうございました。
  • 6月中旬に参加の可否をご連絡いたします。
  • 実行委員長挨拶

    数理の翼夏季セミナーは、1970年のフィールズ賞受賞者、広中平祐先生が1980年に創始された合宿形式のセミナーです。第1回セミナー開催以来、多くの方々のご寄付やご尽力に支えられ、今年は第42回目を迎えることとなりました。
    本セミナーには、数理科学に強い関心をもつ高校生が広く全国から集います。昼間は科学の最先端で活躍する科学者・研究者の講義を聞き、また高校生が各自が興味を持つことを発信する場を設けています。夜は懇談や自発的な発表などが行われます。
    本セミナーの目的は、第一線で活躍する研究者のハイレベルな講義によって、数理科学に特に強い意欲と関心を持つ参加者が最先端の科学研究に触れること、の先にあります。
    起床から就寝まで、洗練された最先端の科学に触れながら参加者同士で議論し思考を共有する経験によって、何にも代えがたい生涯の記憶に残り続ける5日間となり、同時にその記憶を深く共有する仲間が生まれます。
    本セミナーで得た仲間との繋がりや刺激的な記憶は、多くのセミナー同窓生がそうであったように、何年、何十年経ってもあなたの今後の人生の糧になり続けるでしょう。
    本セミナー実行委員一同は、意欲ある参加者のみなさんに、非日常的な出会いと知的刺激に満ちた体験をお届けすることをお約束します。高校生の皆さんからのご応募を心よりお待ちしております。

    第42回数理の翼夏季セミナー
    実行委員長 高井優衣

    NPO法人 数理の翼

    今年度の他のセミナー

    過去のセミナー

    ポスター

    以下のリンクからダウンロードしてご自由にご利用ください。

    開催概要

    開催日程2022年8月7日(日) - 11日(木)
    会場広島県近郊
    主催特定非営利活動法人 数理の翼
    参加者数高校生15名程度、大学生または大学院生TA数名を予定
    講師(50音順)

    広島大学・大学院統合生命科学研究科 教授

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 活断層・火山研究部門 上級主任研究員

    東京大学大学院 数理科学研究科 准教授

    東京大学名誉教授・明星大学客員教授

    東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 教授(東京大学卓越教授)

    京都大学大学院 理学研究科 教授

    なお、本実行委員会としては十分な感染症対策を行った上で開催する予定ではありますが、新型コロナウイルスの感染状況や、政府・自治体などの対応方針によっては中止、もしくはオンライン開催となる可能性もございます。あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

    セミナー詳細

    数理科学をはじめとする科学の各分野から、第一線の研究をなさっている著名な研究者の方々を数名招待し、それぞれの専門分野に関する最先端の講義がなされます。講師の先生方には、高校生だからといって遠慮することの無いハイレベルな講義をして下さるようお願いし、極めて濃密な講義が行われています。
    講義の内容が十分には理解できないということもしばしばありますが、自分にとって未知なことが沢山ある、ということを認識し、講義をききながら疑問点や興味が自然発生的に湧いてくることを重視しています。
    これらの疑問点や興味は、セミナーの中で講師の先生方に直接質問したり、他の参加者と話し合う中で、解消されたり、あるいはより一層深く掘り下げられていきます。
    また数理の翼夏季セミナーは42回目の開催を迎え、過去参加者であった同窓生の中には、既に大学・研究所などで研究職に携わる方も増えてまいりました。そこで、このようなセミナーOB・OGの中からも講師を引き受けて頂いています。

    講義風景

    夜の自由時間に参加者が自主的に開くゼミのことです。
    数理の翼夏季セミナーでは、プログラムのない夕食後から就寝時間までを、宿泊施設内での自由時間とし、さらにいくつかの部屋を「夜ゼミ用」として開放しています。
    この時間、参加者の中にはレクリエーションを楽しむ人や休養を取る人もおり、なごやかなひとときですが、大部分の参加者は、大広間に集まって夜ゼミに参加します。
    夜ゼミの中には、あらかじめ大学生の班長などが企画して事前に予告して行うものもありますが、部屋に集まった参加者の中から自然発生的に始まるものもあります。かくして、夜中の自由時間の『夜ゼミ部屋』では、あちこちで小さなの人の輪がいくつも生まれ、スタッフが用意した携帯用ホワイトボードを囲んで就寝時間が来るまで白熱した議論が交わされます。
    ゼミの中身は、昼間の講義についての解説や疑問点に関する夜ゼミがもっともメジャーですがそれだけに留まらず、数学や物理学、生物学などの諸分野について、参加者が日頃考えていることを発表、討論したりするような夜ゼミもあれば、大学生が高校生に大学の研究室の様子を説明する夜ゼミもあれば、自分たちの人生観などについて討論する夜ゼミなど様々で、個々の興味分野について情報を交換・吸収したり、意見を闘わせることができます。
    このように「夜ゼミ」は、参加者の能動的な参加の場として大きな意義をもっています。知識の吸収に貪欲な参加者の多い、数理の翼ならではのひとときです。

    夜ゼミ風景

    数理の翼夏季セミナーは、ただ参加者が受け身になって話を聞くだけのセミナーではありません。参加者主体の活発なやり取りもセミナーの醍醐味の一つです。
    参加者発表は、参加者自身がこれまで講師が立っていた場所に立って、自分の研究や普段から考えていることを発表する場です。セミナー期間中に1~2回程度時間が設けられています。
    特に、「人前で自分の考えたことを発表する」機会が日常生活ではあまり与えられていない高校生には、とりわけよい刺激になるようです。「自分なんかが発表しちゃいけないかも……」などと考えず、是非積極的に発表してみて下さい。多いときでは、20人程度の発表があります。発表の内容も、部活等で行った研究の発表から、自分の興味のあるトピックを紹介するものまで様々です。中には、自分の住んでいる地域の紹介や、自らの人生観を語るようなユニークな発表もあり、毎年大盛況となります。

    参加者発表風景

    講師紹介(50音順)

    泉俊輔先生

    泉俊輔先生(セミナーOB)

    広島大学・大学院統合生命科学研究科 教授

    keywords: フェルラクトン イメージング質量分析 質量分析 モンシロチョウ

    内出崇彦先生

    内出崇彦先生(セミナーOB)

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 活断層・火山研究部門 上級主任研究員

    keywords: 地震学 地震の発生 深層学習 地球物理学 スケーリング

    佐々田槙子先生

    佐々田槙子先生

    東京大学大学院 数理科学研究科 准教授

    keywords: 確率論 流体力学極限 数理物理 統計物理学

    佐藤勝彦先生

    佐藤勝彦先生

    東京大学 名誉教授・明星大学 客員教授

    keywords: インフレーション理論 ビッグバン 宇宙論 宇宙物理学

    藤田誠先生

    藤田誠先生

    東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 教授(東京大学卓越教授)

    keywords: 超分子化学 自己組織化 分子パネリング 孤立ナノ空間 結晶スポンジ法

    森脇淳先生

    森脇淳先生(セミナーOB)

    京都大学大学院 理学研究科 教授

    keywords: 代数幾何 数論 算術多様体 アラケロフ幾何 高さ関数

    泉俊輔先生

    泉俊輔先生(セミナーOB)

    広島大学・大学院統合生命科学研究科 教授

    小学生のころモンシロチョウの採集をしたことがある人は多いと思います。実は、オスのモンシロチョウからは花のような香りがすることを知っている人は意外に少ないかもしれません。第11回の大分県湯布院でのセミナーではそのオスの香りを使って蝶を集める実験をしました。しかし一般に里山のモンシロチョウはこの時期山に避暑に行くのでここで同じ実験をすることはできません。それではこの化合物は蝶以外の生物にとってどのような効果があるのでしょうか。そのようなメカニズムを見ていこうと思います。

    1982年 広島大学理学部化学科卒業
    1984年 広島大学大学院理学研究科 化学専攻 修士課程 修了
    1987年 広島大学大学院理学研究科 化学専攻 博士課程 修了
    広島大学助手・助教授、広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻教授などを経て、2014年より現職

    内出崇彦先生

    内出崇彦先生(セミナーOB)

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 活断層・火山研究部門 上級主任研究員

    内出先生は小さな地震から大きい地震まで、震源過程の性質や地震波放射の周波数依存性などの多様な観点から分析し、地震発生の物理メカニズムの解明に向けた研究を行っています。
    私たちが住む地球で実際にはどのような現象が起こっているのか、データ解析を通してその内部を一緒に覗いてみませんか。

    リンク:Takahiko Uchide
    2004年 東京大学 理学部 地球惑星物理学科 卒
    2009年 東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程 修了
    現在 米国カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所、 京都大学防災研究所でのポスドク研究員を経て、2013年に産業技術総合研究所に着任。 2022年より現職。

    佐々田槙子先生

    佐々田槙子先生

    東京大学大学院 数理科学研究科 准教授

    佐々田先生は、分子や原子といったミクロな系と温度や密度といったマクロな系を結びつける統計力学という物理の分野に対して、確率論などの数学を用いて研究をされています。
    物理を数学の面から観察する体験を味わってみませんか。

    リンク:Makiko Sasada
    2007年 東京大学理学部数学科卒
    2009年 東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了
    2011年 同博士課程修了
    現在 慶應大学理工学部数理科学科助教などを経て、2015年より現職。

    佐藤勝彦先生

    佐藤勝彦先生

    東京大学 名誉教授
    明星大学 客員教授

    佐藤先生は、物理学、特に宇宙物理学分野の研究者です。先生の特に著名な業績は、宇宙がなぜ熱い火の玉、ビッグバンとして始まったかを説明する「インフレーション理論」です。誕生直後の宇宙は指数関数的な急膨張をおこし、この急膨張が終わる時宇宙は火の玉となったという理論で、近年の天文学的観測によって裏づけられてきています。
    宇宙という神秘的な存在が、想像を絶するスケールで変動する様子を感じていただければと思います。

    リンク:会員情報 - 佐藤勝彦|日本学士院
    1974年 京都大学大学院理学研究科博士課程修了
    1979年 北欧理論物理学研究所客員教授
    1990年 東京大学大学院理学系研究科教授
    2010年 自然科学研究機構 機構長
    2016年 日本学術振興会 学術システム研究センター、所長
    2020年 同、顧問

    藤田誠先生

    藤田誠先生

    東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 教授(東京大学卓越教授)

    藤田先生は1990年に正方形中空金属錯体の自己集合現象を見出して以来、架橋有機分子と金属イオンから様々な中空構造体を自在に作ってこられました。
    原子同士の結びつきで考える既存の化学とは異なる法則が支配する世界では、全く新しい化学の世界が広がります。
    新たな構成単位が織りなす自己集合の世界にあなたはきっと驚きます。

    リンク:藤田研究室
    1982年 3月 千葉大学大学院工学研究科修士課程修了
    1982年 4月 相模中央研究所研究員
    1987年 6月 東京工業大学工学博士
    1988年 8月 - 1997年5月 千葉大学工学部助手—講師—助教授
    1998年 6月 - 1999年 3月 分子科学研究所錯体科学実験施設助教授
    2002年 4月 - 現在 東京大学大学院工学系研究科教授
    2018年 4月 - 現在 分子科学研究所特別研究部門卓越教授(兼任)
    2019年 3月 - 現在 東京大学卓越教授(称号)

    森脇淳先生(セミナーOB)

    森脇淳先生

    京都大学大学院 理学研究科 教授

    森脇先生は、幾何学、特に代数幾何や数論幾何と呼ばれる分野の研究者です。代数幾何とは多項式の零点が成す図形(代数多様体)について調べる分野で、整数論の研究に対して非常に広い応用(数論幾何)があります。
    特に先生は、数論幾何において重要な"アラケロフ幾何"と呼ばれる対象についての研究で広く知られています。
    整数という身近な対象に対し、現代数学がどのようなアプローチをしているのかをぜひ見ていただければと思います。

    大阪府出身
    京都大学理学部卒
    京都大学大学院理学研究科修士課程修了
    京都大学助手、UCLA助教授、京都大学准教授を経て、 2003年から現職

    スタッフ紹介

    高井優衣

    高井優衣

    お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科理学専攻物理科学コース修士1年

    実行委員長の高井です。
    粉粒体(砂粒や雪など)の物理に魅了され、現在大学院で研究をしています。
    高校生の頃は数学が好きで、ちょっと背伸びをして大学数学の本を読んでみたり初等幾何の研究をしてみたりしていましたが、大学2年生の夏に数理の翼で粉粒体に巡り会いました。
    数理の翼は、様々な数理科学分野の講師、スタッフ、参加者が集います。皆さんそれぞれ自分の中に数理科学の興味深い話やアツい想いを秘めていると思います。好奇心の赴くままに、自分の興味を語り尽くして、今まで知らなかった新たな発見・面白さを吸収してください!
    皆さんと一緒に過ごす4泊5日が大変待ち遠しいです!

    矢倉昌也

    矢倉昌也

    名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻修士2年

    小学生の頃から宇宙が好きで、気付いたらM2になっていました。最近は特に太陽の活動に興味を持っています。
    数理の翼は講師の方や参加者同士の交流を通して、学問の奥深さを知ることができる貴重なセミナーだと思っています。参加者の皆さんの人生を変えるようなセミナーを目指して活動していきますのでよろしくお願いします。

    持田偉行フィッチ

    持田偉行フィッチ

    東京大学工学部化学システム工学科3年

    高校時代から化学に興味を持っていて、いまは化学工学をやりたいと思っています。
    他にも、科学論と広く呼ばれる、科学の社会の関わりを考える分野にも興味を持っています。
    対面での参加者・スタッフ・講師の先生の間の交流を通して、刺激的なセミナーをぜひ体験してください!

    笹木宏人

    笹木宏人

    東京大学理学部数学科3年

    物理が好きな数学科の3年生です。物理の理論がどのような数学の構造の上に載っているのか、ということに興味があり、解析学や微分幾何学を中心に物理においても重要になるような数学を勉強しています。
    新しい分野に興味を持ったり、元々興味のある道に進むには何を勉強すればいいか知ったり、他の人が自身の興味に向き合う姿勢に触れたり、そんな学問への色々な出会い方を、スタッフとして届けられればと思っています。

    平石雄大

    平石雄大

    東京大学教養学部理科一類2年

    東大理科一類2年の平石です。中学高校の間は、数学オリンピックや物理オリンピックなどの競技科学をメインでやってました。科学の甲子園とかも出てました。競技科学に興味がある人は、気軽に話しかけてもらえたら色々答えます!最近は宇宙物理とかに興味があります。あと、謎解きが好きです。脱出ゲームによく行ってます。
    数理の翼では科学が好きな仲間とたくさん出会えると思います。今回知り合った友達は、今後も皆さんにとって大切な資産になります。ぜひ色々と話して仲を深めましょう!
    皆さんと会えるのを楽しみにしています。よろしくお願いします!

    蒲生道子

    蒲生道子

    東京大学教養学部理科三類2年

    将来は医学系の研究に進もうと思っていますが、結構幅広い分野に興味があって、生物、宇宙や数学を少しずつ齧っています。医学系では特に脳神経系に興味があります。
    私自身夏季セミナーに高2の時に参加して、だいぶ大きな影響を受けたので、皆さんにもそのような刺激的なセミナーを楽しんでもらえるよう、精一杯頑張ります!!

    松田康生

    松田康生

    東京工業大学理学院1年

    中高で化学部に所属し、化学に魅了されてそのまま理学院に進学した一年生です。年齢も近いですし、気軽に話しかけてもらえたら嬉しいです。最近は有機金属化学に興味があります。
    僕は昨年オンラインで開催された第41回夏季セミナーに参加し、数理科学好きの参加者の皆ととても仲良くなることができました。昨今コロナ禍で人と人のつながりが薄れており、参加者の皆さんには是非気の合う仲間を見つけてほしいです。きっと素晴らしい友人になることでしょう。
    スタッフ頑張ります、よろしくお願いします!

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